派遣社員(労働者側)の法廷闘争

実体験を元に情報提供していきます!

食品倉庫での仕事

外食チェーン店舗などに配送する倉庫でのお仕事

各店舗に必要な食材や調味料などを、お届けする物流会社があります。

お店としても、八百屋さんやお米屋さん、その他メーカーから仕入れるより、

一括納品の方が管理しやすく、コストも抑えられるので、

物流会社に配送業務を委託します。

以前、私が勤めていた倉庫は、

常温・チルド(5℃)・冷凍(-20℃)に分かれていて、

適した温度に、食材を保管し、出荷作業を行っていました。

冷凍専門会社や常温専門の会社もありますので、

その辺りは、仕事に応募する前に確認した方が良いと思います。

実際に体験した職場環境

初めての倉庫勤務だったので、誰もが参加できるピッキング業務に配属されました。

チルド倉庫での作業だったので、常に冷蔵庫と同じ温度。

夏でもウォームパンツ必須の作業場。

体を動かすとジーパンにパーカーでも寒くないですが、

倉庫外との温度差で体調崩したりします。

実際に体験した作業内容

紙の指示書に従って、指定された商品を、指定数量取り出し、ケースに入れる。

次の商品、その次の商品と進んでいき、

指示書に書かれている品目全部取り出せたら完了。

そして、次の指示書を受け取り、ピッキング作業の繰り返し。

クライアントの全品目終了したら、

次のクライアントのピッキング開始という流れで進んでいきます。

商品を取って、ケースに入れる。台車を押して移動してピック。

商品を補充したり、ピック終了したケースを積み込んだりの作業もあるので、

足腰に負担はあります。

単純作業の繰り返しではありますが、軽作業では無かったです。

私は13:00~21:00 仕事量によって増減ありという雇用形態でしたが、

時期によっては、24:00以降も仕事という時もありました。

午前中も別の作業で倉庫は稼働していますので、

こんな会社で、社員になったら大変ですねと思いました。

なので、お誘いありましたが、丁重にお断りさせていただきました。

ですが、職場の雰囲気は良かったので、色んな部署を経験させていただき、

全温度帯のほぼすべての作業に関われて、

物流倉庫の基礎を学べたのは大きかったです。

この会社で学んだこと

・早く、確実にピッキングするためのルールや手順。

・数量を間違いなく、確実に計上する為のルールや手順。

・入荷や出荷、運送についての基礎知識。

・商品の積み方のルール。

これら基本となる知識は、2か月も倉庫で働いていると自然と覚えます。

幸い、見本となる方が居たこと、親切に教えてくれた方が居たことで、

どこの物流会社に行っても困ることが無いのは、

この会社で厳しく教育していただいたからだと思います。

この会社の良かったこと・悪かったこと

良かったことは、

忙しい会社だったので、安定収入を得られたこと。

雰囲気は抜群に良かったので、高校生からシニアまで、様々な方と仲良くなれたこと。

業界では有名な会社だったみたいで、

あそこで2年勤めていたのなら大丈夫と言われること。

悪かったことは

忙しすぎて、速さを求められること。

元請け会社へミスの報告が大変なようで、ミスして損金が発生した場合、

自腹の可能性があること。

※リフト事故で、扉破壊した方が、20万円請求されるなど有。

忙しすぎて、長続きしないので、慢性的な人不足。

総括

この会社には、約2年弱お世話になりました。

スキル・経験を積めたので、

もう少し楽で、好待遇の会社へ移籍しようと決意して、

総合物流会社へ行くことになります。

食品物流会社は、軽作業なんてありません。

コツコツ一人で作業もありませんでした。

女性のパートさんが多いので、主婦には良い環境と思いますが、

フルタイムで働く中年男性には、難しい面もあると思います。

仕事は無くならないので、長期希望者にはお勧めします。